お墓参り行ってきました。ここまで大病にかかることもなく、好きな道を歩んでこられたこと、本当に幸せだったと両親に、そして回りのすべての人に感謝しています。私の両親も妻の両親も他界しており、感謝の言葉を伝えることができませんが、ここまで育ててくれたこと、教えてくれたこと一つ一つがかけがえのないものだったと実感しています。

これまでの人生を振り返って、未熟な点ばかり与えられている天分を活かすことができていない。人生の残りの時間は限られていますが、まずはこの先10年を目標に天職を全うできるようにと心に誓うところです。「人のためになることだけを考えろ、そうすれば間違えはない」羅針盤のない時代、父の言葉を胸にこれからも進んでゆきます。

「永久の未完成これ完成である」宮沢賢治（37歳没）

墓標は父の書です。