4月25日に投開票された3つの国政選挙で、立憲民主党が公認・推薦した候補者が全員当選しました。いずれの選挙も、野党の間で候補者を一本化して臨み、短期決戦を乗り越えて勝利することができたものです。地元の皆さんはもちろん、SNS等を通して、全国から力強く応援いただいたことが大きな力になったと実感しています。
衆議院北海道2区補欠選挙は、吉川元農林水産大臣が、大臣在任中にわいろを受け取った疑惑により辞職したことを受けて行われ、松木けんこうさんが5回目の当選を果たしました。
参議院長野県選挙区補欠選挙は、新型コロナウイルス感染症により亡くなった羽田雄一郎参議院議員の弟、羽田次郎さんが遺志を継いで立候補し、初当選しました。
参議院広島県選挙区は、河合元法務大臣夫妻が、有権者や自民党の地方議員に現金を配ったことなどで公職選挙法違反に問われ、河合あんり氏の有罪が確定し、当選が無効になったことによる再選挙でした。宮口はるこさんが、障がいを抱える子を育ててきた母親として、社会に横たわる壁を乗り越えようと挑戦し、見事に勝利をつかみました。
また、地元神奈川県では、お隣の鎌倉市議会議員選挙が行われ、岡田かずのりさんが6回目の当選を果たしました。定数26名のところ39人が立候補する激戦を制し、豊富な経験と見識で鎌倉市政に活かされることでしょう。
菅内閣が始まって半年。新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を2回出すに至った政権の対応、安倍政権から終わることのない「政治と金」の不祥事、政治の私物化に対して、国民、有権者のみなさんが厳しい審判を下しました。
しかし一方で、いずれの選挙でも投票率が低い水準にとどまり、国民の皆さんの野党を含めた政治全体への不信感が大きくなっていることも痛感します。立憲民主党が自民党に変わる政権の選択肢となるには、国民の皆さんとの信頼を築いてゆかなければなりません。今回の選挙の結果に決しておごること無く、地道に国民の声を聞き、真摯に日本の課題に向き合い、政策を提案実現すべく努力を重ねることをお約束いたします。
また、新たな党員・協力党員(サポーター)・パートナーズ制度が始まり、立憲民主党の活動に国民の皆さんが参加し、一緒に日本を動かすプラットフォームが動き出しました。
みなさんの思いをかたちにする。あなたのための政治。そういう政党を目指して、これからも地道な活動を続けます。みなさんのお声をお寄せいただき、ぜひお力をお貸しください。