昨日10月9日の街頭演説、後半では私の専門であるエネルギー政策について訴えました。
原子力発電や化石燃料への依存の続く日本、気候危機と言われるいま、世界は原発や化石燃料から自然エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど)へ転換を進めています。コロナ禍で傷ついた経済を立て直すために、環境への投資を加速化するグリーンリカバリーという考え方が欧米諸国では大きな流れとなっています。
海外から調達する資源価格が上昇しています。資源輸入国日本としてはいかんともしがたい要因で、日本の産業や暮らしが締め付けられます。エネルギー安全保障の観点からも、海外に依存するエネルギーからの脱却を図ることは重要です。自然エネルギーは、海外からの資源調達の必要のないエネルギー、日本の独自の資源を有効活用しようというものです。発電コストについても、自然エネルギーの方が安くなってきています。
原子力発電所は、巨大なエネルギーを生むことができる設備ではありますが、地震大国の日本にあって、あの福島第一原発事故のような過酷事故を引き起こす危険を常にはらんでいます。原子力発電所がテロの標的にされれば、核兵器により攻撃されたような被害が広がります。運転をする度に発生する使用済核燃料という核のゴミについて、その捨て場も見つけられていません。
これまで日本の常識は世界の非常識になっています。変われない日本に未来はありません。次の世代のために、100年のためにいま変わる、山崎誠の提案です。
枝野代表からは「山崎誠はこの分野のスペシャリスト。これからの日本に必要な政治家。自然エネルギー立国していく上で日本には大きな可能性がある。太陽光だけではない。水力、それも大きいものだけではなく、小さな水力を使う。地熱を使う。風を使う。波を使う。本当にさまざまな自然エネルギーを日本の各地でいろいろな技術を整えてきている。それを貯めて使うという技術も日本は高い。日本全国津々浦々の持ち味を生かしながら世界に誇れるような自然エネルギー。この先頭に山崎誠は立てる」と評価いただきました。