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2021.10.10

10月9日、街頭演説会、枝野幸男代表来たる、#政権取ってこれをやる その1

昨日は党本部から枝野幸男代表を迎えて、街頭演説会を泉区の立場駅前をお借りして開催いたしました。大勢の皆さんに参加いただき、多くの皆さんに足を止めていただきました。

私からは自己責任を強要する政治について訴えさせていただきました。

自民党の自己責任(自助)を声高にとなえる政治に意味はありません。自己責任で済むのだったら政治は必要がない。自己責任ではどうにもならないことがあるからこそ、政治が必要なのです。

コロナ禍で多くの皆さまがいのちや暮らしの危機に直面しました。医療現場の献身的な努力にもかかわらず医療崩壊が起こりました。自宅に放置されて多くの方が命を落とすことになりました。厚労大臣は、こうした事態に対して、コロナ患者の入院を制限する方針を定め、医療資源は有限だからしかたがないと開き直ってしまったのです。コロナ禍が始まってから1年半以上が経ってからの第5波です。予想される感染爆発に政治が対応していなかったことが医療崩壊の原因です。コロナは自己責任では克服できないのです。

誰もが安心して暮らし、生活してゆける日本へ、政治を変える必要があります。自分さえ良ければいいという社会から、みんなの幸せを考える社会へ、まっとうな政治で実現します。

枝野代表は、前日におこなわれた岸田文雄新総理の所信表明演説について「残念ながら、抽象的な言葉だけ。介護士さんや看護師さん、保育士さんの賃金をよくしないといけないと書いてあるが、これから会議を作って、これから検討するのだと。もう何年前からこの話をしているのか」と指摘。

 また、経済について「成長の果実を分配すると言うが、成長していないから問題なのではないか。9年近くのアベノミクスで株価は上がり、大きな企業だけは儲かって内部留保がどんどん膨らんでいる。しかし、大企業の正社員でもそんなに賃金は上がっていない」「上がったのは株価だけで、実際に日本の経済はよくなっていない。実質経済成長率は、民主党政権の3年3カ月よりも安倍政権の8年の方が低い」と批判しました。

枝野代表は、消費を取り戻すためには、賃金引上げなどにより可処分所得を増やし、高齢者の年金、介護、医療などの不安や子育て世代の子育てや教育費の不安を取り除くことが必要だと訴えました。