News&Report

2020.05.19

ピンチをチャンスに、エネルギーから日本の産業の再生を実現する

5月15日、経済産業委員会の質疑に立ちました。エネルギー供給強靱化法案と政府が呼ぶ、電気事業法、再エネ特措法、JOGMEC法の改正案に関する質疑です。エネルギー基本計画の見直しを前に、再エネの主力電源化、分散ネットワーク型の電力システムをどうやって実現するか。今回の法案には、電力系統の広域整備計画を作る制度、アグリゲーターや配電事業の制度化、需要データの開示など、新しい電力システムに繋がる要素も含まれています。

根本的には原発や石炭火力が邪魔をしている日本のエネルギー政策ですが、担当レベルではなんとか再エネを伸ばそうとしているのは確かです。なんとか政治の流れを変えて、再エネを中心にした分散ネットワーク型電力システムを実現したいところ。

将来的に安い電力を供給するためにも、新たな雇用創出効果も期待できる、再エネへのエネルギー転換がまさにコロナ後の日本を創る基盤になる。ピンチをチャンスに、エネルギーから日本の産業の再生を実現する。

youtube 山崎誠チャンネルで解説しています。ご覧ください。