戸塚区に本拠を構える(株)ナノカムの城武社長、三浦さんに事務所にお越し頂き、抗菌ナノ粒子による、抗菌・抗ウイルススプレーのお話をお聞きしました。
城武社長は長年、千葉大学、横浜市立大学で研究を重ね、菌と闘わずに防菌を実現する新しいナノ粒子を開発、菌を殺すのではなく、活動を抑制し、成長・増幅を押さえる、環境にも害がなく生態系にも優しい抗菌・抗ウイルス剤を完成させています。
とにかく安全で口に入れても問題なし(原材料は手術でも使われる接着剤で生体で分解されるため安全)、その効果は例えば肌への噴霧の場合6時間以上、机や椅子、手すりなどで使用した場合は1週間以上と持続します。
文科省の大学発新産業創出拠点プロジェクト受託、経産省の戦略的基盤技術高度化支援事業受託、かながわビジネスオーディション2016でグランプリ(県知事賞)受賞など、その技術は高く評価されています。
新型コロナウイルスの感染抑制に対しても、効果が見込まれます。今後の感染拡大に向けて、新しい技術として大いに期待されます。アルコール、微酸性塩素酸水と合わせて、抗菌ナノ粒子に注目してゆきたいと思います。
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http://www.nanocame.jp
様々な応用商品も開発販売されています。