News&Report

2022.02.28

2027年、花博を若い世代が主役のイベントに

2027年開催の花博(国際園芸博覧会)について、瀬谷西高校の皆さんとオンラインで意見交換をすることができました。来年の瀬谷西高校は瀬谷高校との再編・統合が決まっており、瀬谷西高校としては残り1年少々の期間、生徒さんたちは母校への思いを込めて花博に向けた活動を展開いています。瀬谷駅から高校の前までの海軍道路1.5kmをフラワーロードとして花壇を整備する活動の他、動物愛護や資源循環、フードロス削減の取組など16のプロジェクトを立ち上げて活動を展開中です。

花博について、私からは花博を次世代を担う若者が主役のイベントにしたい、いまの協議会組織を見ると経済界の重鎮が会長や副会長を占める今までと代わり映えがしない体制となっており、若手の登用や地元の代表の参画などもっとフレキシブルに新しい体制をつくり、既存の概念にとらわれない豊かな発想が生まれるようにすべきではないかと問題提起させてもらいました。

高校生からは以下のような貴重な意見を頂きました。

  • SDGsといっても言葉だけでなく、でちゃんとSDGsに基づく持続可能な開発、次世代につながる花博を実現してもらいたい。多様性に配慮した花博にしてもらいたい。
  • 昔から代々受け継いできたフラワーロードの取組を学校がなくなっても続けてもらいたい、次の世代につなげたい。
  • 地元瀬谷の良さを活かした花博にしたい。瀬谷駅周辺で進む再開発事業と連動すべきではないか。
  • 若い人が自分で考え参加することができるようにイベントにしてもらいたい。若い世代が中心メンバーに加わるようなイベントにしてもらいたい。
  • 残された貴重な自然を活かした花博にしてもらいたい。極力自然を残してもらいたい。花博が終わったあとにつながる、持続可能なイベントにすべき。
  • 瀬谷西高校のシンボルである「思索の森」を残してもらいたい。
  • 歩いて楽しい歩道を作りたい。季節の花などが配置された花壇を歩道のまわりに作る(目の高さにあわせたレイアウトにできないか)歩くと発電するような歩道にしたい。
  • オープニングセレモニーに参加したい。(若者が主催したい)

国土交通委員会の質疑に登壇する予定ですので、こうした若者の声を国会に届けたいと思います。国土交通大臣他関係大臣、横浜市長に若者の声を届ける要望活動を応援します。

開発が進む旧上瀬谷通信施設跡地