News&Report

2022.03.29

かかりつけ医で安心な医療制度の確立を目指します

3月29日、「コロナかかりつけ医法案」(正式名称:新型コロナウイルス感染症に係る健康管理党の実施体制の確保に関する法律案)を提出しました。

昨年8〜9月ごろの感染拡大第5波の折、自宅療養を強いられたコロナ陽性者が発生、適切な医療を受けられず、何人もの「自宅放置死」を招いてしまいました。にもかかわらず、第6波においても政府の不作為が続き、過去最大の死亡者数を記録し、診断から3日以内に亡くなる方も急増しました。

なおも政府の対応は遅れをとったままであり、今のままでは(来てほしくはないですが)次の第7波の感染拡大がとても心配されます。立憲民主党は、今回の法案提出により、現状のコロナ医療の問題を改善、今後の感染拡大に備えようとするものです。

この「コロナかかりつけ医法案」とは、この「自宅放置死」を防止するための法案で、具体的には、

  • 高齢者、基礎疾患を持つ方(ハイリスク者)が「コロナかかりつけ医」を登録
  • 平時は「コロナかかりつけ医」がコロナ感染対策や健康に関する相談に対応
  • ハイリスク者が発症、または濃厚接触者となった場合には、「コロナかかりつけ医」が迅速に検査・健康観察・投薬等の医療提供(健康管理体制)を実施

するというものです。将来的には、コロナ禍にとどまらず、かかりつけ医制度を定着させ地域で行き届いた安心な医療を保証する体制の実現を目指します。

同時に提出された迅速な治療薬を確保するための「特定医療品措置法案」との2法案で、新型コロナウイルス感染症から国民のいのちと健康を守ります。