未来へ奏でるクラシックコンサート、未来への希望が開けたか。
未来へ奏でるクラシックコンサート、無事に開催することができました。多くの方に参加いただき、音楽とトーク(勉強会)の新しいコラボレーションの場ができたと思います。
第1部の若手演奏家のコンサート、バリトン独唱の吉田忠さん、ソプラノ独唱の岩﨑かさねさん、ピアノ独奏の小林海都さん、それぞれの渾身の演奏は感動的、フィリアホールが美しい響きで包まれました。あおばキッズという、子どものコーラスグループ(矢野秀子先生の主催)の出身、小さな頃から知っている皆さんが、いまやこんなに立派な音楽家になっていることにあらためて感激しました。青葉出身の演奏家のこれからの活躍に大いに期待しております。
第2部のしろうとゼミ!Vol.3(トークセッション)では、原発のない未来へと題して、映像作家の鎌仲ひとみさん、環境ジャーナリストの北原まどかさん、そして私、山崎誠によるディスカッションをお聞きいただきました。鎌仲ひとみさんからはこれまで追いかけていらした原発、被曝の問題について、最新作である「内部被曝を生き抜く」(http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/、上映会も企画します)の紹介も交えてお話しいただきました。多くの矛盾とリスクを抱える原発の実態、脱原発の必要性について説得力あるお話でした。北原まどかさんからは、福島原発事故を契機にお母さん方に呼びかけて始めた勉強会のお話、主婦の皆さんが自分たちの目線で家庭内からエネルギーシフトをスタートさせるというお話、100年後を意識していまのエコに取り組むべきとのお話など、とても身近でかつ、夢につながるビジョンを語っていただきました。
原子力発電の厳しい現実を踏まえると脱原発を実現したい、しかし経済の与える影響を考えるとなかなか実現が難しい電力が足りないわけではない。余裕は少ないかもしれませんが正しいピークマネジメントなどを徹底すれば原発なしでもやっていけるはず。立地自治体の地場産業化した原発、東京電力の破綻が株式市場に与える影響や電力料金の値上げのインパクトなど、経済に与える影響が大きいから原発を止められない、経済のために原発というリスクを冒す社会構造にメスを入れなければならないのではないか。脱原発にたちはだかる壁はまだまだ大きい。未来を守る戦いはこれからです。
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