「みどりの風」党綱領、どんな日本を目指すのか(3) 一人ひとりが自らを生かせる社会
私たち「みどりの風」は結党と同時に党綱領を発表しています。この綱領こそ、私たちの理念、100年先の日本、国民の皆さんの暮らしを提案しています。党綱領の4本柱は、①日本型の共生社会、②自然資源の保全と活用、③一人ひとりが自らを生かせる社会、④ものを言える日本の外交
「みどりの風」 党綱領(3)
ひとり一人が自らを生かせる日本
日本らしさを形成してきた真に尊い資源は、日本人そのものである。世界に冠たる日本人の忍耐強さ、協調性、創意工夫の能力や器用さ、几帳面さが日本を世界有数の工業国に押し上げてきた。とりわけ日本の強みである一般国民の優秀さや現場における仕事の質の高さは、日本の発展に大きく寄与してきたものである。しかし過剰に資本の論理に傾いた競争至上主義の市場経済のもとで、現場で働く者たちの労働の対価は不適正に評価され、正社員とそれ以外、年代や性別、居住する地域によって生まれた格差によって国民が分断されている。この不公正が、本来の日本の協調性の中では相乗するはずの人々の力を、結果として互いに相殺することをもたらし、日本経済の停滞をもたらしている。
私たちは、誰もが自分自身の潜在的能力を活かすための多様で質の高い教育を保証され、培われた能力を社会全体として活用し、また正当な労働環境と待遇、敬意が払われる社会を目指す。同一の労働に対する同一賃金を実現するとともに、強者の論理による非人間的な労働や搾取を排除することを目指す。活力ある社会を再生するために、意欲的な挑戦を奨励し、失敗に対して再挑戦を促すことのできる社会を構築する。
一方で、まだ働けない者、もう働けない者、出産や病気、けが、障がいなどの理由で今は働けない者を社会全体として支える温かい社会保障を築いていく。子どもらしい子どもが日本を担う大人になると考え、自然との交流の中でよく感じ、よく動き、よく遊ぶ環境をつくっていく。大切に育てられた子どもたちが、将来に前向きな若者としてチャレンジ精神旺盛に生きて行くことの出来る社会、温かく育ててくれた高齢者や社会に対して力強く応えていき、その働きにふさわしい生活が保障される社会を目指す。
山崎誠の補足
いじめや引きこもり、自殺や孤独死など、いま日本人の心は荒んでしまっています。本来私たち日本人が持っていたはずの支え合いの気持ち、一人ひとりを認め合う気持ちを取り戻す。仕事や職場に誇りを持てる社会、まじめに働いた人が報われる社会を目指さなければなりません。市場原理主義、新自由主義の競争の中で、ないがしろにされた人間の尊厳を取り戻す。ハンディキャップのある方こそ安心して暮らすことが出来る社会、子どもたちが笑顔で夢を語る社会こそが本当の意味で豊かな国ではないか。私たちが目指す日本の姿がそこにあります。
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