超高齢社会を支える認知症介護支援の仕組み作りに取り組みます。環境・エネルギー・福祉を3本柱に今後の活動を展開していきます。
認知症高齢者研究所とは
これまでも理事として参加していました社団法人認知症高齢者研究所で本格的に活動することとなりました。超高齢社会を迎え、お年寄りの方々が安心して暮らしていただける社会をどのように構築していくか、日本が解決しなければならない重要な課題です。
高齢者人口の推移を見ると、 平成 27(2015)年には「ベビーブーム世代」が前期高齢者(65~74 歳)に到達し、その 10 年後(平成 37(2025)年)には高齢者人口は(約 3,500万人)に達すると推計されます。これまでの高齢化の問題は、高齢化の進展の「速さ」でしたが、平成 27(2015)年以降は、高齢化率の「高さ」(=高齢者数の多さ)が問題となる時代に入ります。2007年には高齢化率が21%を超え、超高齢社会の時代に突入しています。
認知症高齢者研究所ではこれまで介護実践の貴重なデータを収集してきており、その数は800万レコードという膨大なものになります。このデータを分析して、介護実践の新しい理論を「Kyomation Care」をあみだし日々の介護に当たっています。医療と介護の連携を密にとり、脳の診断結果に基づいたケアプランを立てることでお年寄り一人ひとりのための最適な介護を実現する、認知症のお年寄りの状態把握を確実に行い状況に応じた最適な介護を実践する、日々の介護のデータに基づいて随時、的確にケアプランを見直す、などこれまで介護のレベルアップを可能にしています。
認知症高齢者研究所のホームページはこちら http://www.kyomation.com/index.html
特に、Kyomation Care理論に基づいて新しく開発された介護支援システム「KCIS」(Kyomation Care Interface System)の活用により、クラウドコンピューティングなど最新のICT技術を使った医療介護データの収集・共有・分析が可能となっています。正しい理論に基づいた介護を実現することで、介護されるお年寄りが快適になり、介護する側も楽になる、お年寄りを幸せにするシステムが「KCIS」です。また、厚労省が進める定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を支えるツールとして活用が可能です。いつもでも住み慣れた自宅にいながら、施設にいるのと変わらない介護や看護のサービスを受けることができる理想のかたちを実現させています。
KCISの詳細はこちら http://japan-kcis.com/
研究所の理事として、本格的に「KCIS」の展開を軸に、認知症介護、介護予防、地域の見守り・支え合いなど事業の展開を進めて行きます。理論と実践、現場を通して新しい超高齢社会のあり方を提案していきます。
Kyomation Careとは
Kyomation Careとは、「医学・看護学・介護学などに裏付けられたアセスメント・ケアプラン・対人援助におけるケアの実践」として、医療・看護・介護の連携により、内・外面的にアセスメントしながら、利用者の気持ちや想いに“共鳴”するケアメソッドです。
認知症高齢者の力を最大限活用して症状を緩和します。約800万件の症例データに基づき、現状の困難の原因と、将来起こりうる症状を予測し、最適なケアプランを提供します。
Kyomation Careにおける対人援助方法(キョーメーションケア10ヶ条)
1.微笑の交わし(親しみの温和な心の交流):その人と目が合ったら照れくささは捨てて、微笑みましょう!
2.温かいまなざし(優しい融和的な目の表情):咽仏の位置からその人をみましょう!
3.うなずきの示し(動作で分かる共感的な同意):言葉のセンテンスや呼吸(息継ぎ)に合わせてうなずきましょう!
4.和らぎの話かけ(穏やかな落ち着いた近づき):正面から近づかず、斜め45°もしくは90°から近づいて行きましょう!
5.ゆっくりあわせて聴く耳を(許容的な心の受容):少しだけ、話しているほうへ耳を傾けましょう!
6.手の触れ合い(身近な頼りの接触感、手は心の絆):手を触れられるのが嫌いな時には背中を触れましょう!足が触れ合うのもOKです!
7.敬愛的な挨拶(対話の糸口、挨拶は接触の糸口):感情情報を交えて挨拶をしましょう!
8.はっきりやさしく分かるように話す(聴く):周囲が騒がしいと聞き取りが困難です。静かな所で話しましょう!
9.リラックスできる場で横隣りに座って話し合う:横隣りに座り、同じ姿勢・同じ方向をみて、その人になりましょう!
10.気分や態度などを察して対応:基本観察13項目でその人を観察しましょう!
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